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・このところ、わりと人生初なくらいに好きな人にかまけていて、だもんで本も読んでいないし映画も観ていない。音楽は恋人がよくかけてくれるので聴くのだけど。だもんでしゅわしゅわといろんなものが耳のあたりから蒸発しているような気がするのだけど、それが平気だったりする。以前ならもっとがつがつと、知識をつめこまないと不安だったし、何かすきあらば上京してあれやこれや体験したい、と胃をきりきりさせていたのに、恋人と一緒だと、おいしいものが食べられてニヤニヤできたら、あとはどうでもいいのさーって心境だ。これは退化?進化?たまにふと不安、というか、馬鹿になるのかな?とも思うんだけど、きっと心から誰かのことを好きになったらばかにもなるのかも。今まで、あの大好きだった心やさしき体重少なき青年にだって本当に不義理していたというか、心のどこかで他人事のような、薄情さがぬぐえなかったけど今は何だか母性のようなものがあふれている、ってこれは単純に年をとったんですかね。今も大学生以来初のお菓子作りしてる。タルト焼いてる。
- 作者: 三宅郁美
- 出版社/メーカー: 日東書院本社
- 発売日: 2009/04/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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馬鹿の合い間を縫って読んだ本は、ここのところほんとにこれだけかも。↓
- 作者: 平岡あみ,宇野亜喜良
- 出版社/メーカー: ビリケン出版
- 発売日: 2009/12
- メディア: 単行本
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・そういえば、友人とディズニーシーに行きました。
翌日、単独行動で極寒の中丸の内のケイトスペードにジャックスペード見に行ったらなんと日本撤退でがっくん!てなる。うわー ウェブでみてたかばんとか、ちょうちょうかあいかったのにな…しょぼぼんとしながら、でも元気に初めてポスタルコにも行ったよ。恋人におみやげで、あの定番のメモ帳。後は内緒。自分用に名刺入れ買えばよかったなあと今痛切に思う。で、ジャックスペードにせよ、ポスタルコにせよ、私は何か男の子にプレゼントしたいときは、無意識に岡本仁さんを信じ切ってる感じがあるような。だっていつだって選ぶもの可愛くって品があるんだもの。男子がああいう買い物してたらときめくわ!
それにしても私は東京駅周辺がとても好きだ。オフィス街好きの心をものすごいくすぐる。あのせつな的なきらめき!と、サラリーマンたちの現実っぽさ!うわーん。思い出しただけで心臓がぐりってなる。