あっというまに、五月で、日記のことをすっかり忘れていたけれど、やっぱり文字で残しておかないのは少し寂しい。三月から今日までえらいいろんなことがあって、頭の中でずうと残っているのは、やっぱり前野健太ライブ!と、映画ライブテープのすんばらしさ。一緒に焼き肉や長浜行ったその夜空の感じとか、失礼なこと言われて殴った背中の感じとかいちいちきらめきみたいに心に残っていて、しばらくぼおっと夢の中にいるみたいだった。本当に、不条理なことって多いけど、ウン 生きてごはん食べて好きな人のお尻でもなでていたいものだなってそう思えた。感想や気持は、もうこんなたったら、うまく書けないや。これは、書かなくても鮮明なわたしだけの思い出だ。あとは鹿児島のお兄様がたと、某くさなぎさんとの飲み会も、にぎやかで良かった。わたしの知らない、世の中の仕組みってあるんだなー。お金って動いてるんだなー。ほんと、わたしの手に握れるのはささやかな額だい
なのでこの数日の日記
・GWはたったの二連休で、ぐれそうになったが、まあ頑張ったのでした。前日からKさんの後輩が遊びに来ていて、おかずラー油をやたら食べたり、餃子食べに行ったりカラオケ行ったりした。二日、朝からどんきに行き、ドライブ用のお菓子を買い、5人で車で小倉へ。道中、みんなが作ったコンピのプレゼンしたりしつつ。小倉でひとまず皆と別れKさんと実家へ。犬が、誰なんだい!と吠える吠える。前会った時はおとなしかったのに、ホームでは威張るやつなのだ。かわいい。でもそのうち、体かいてね、って体を預けていた。みんなですき焼き食べた。お菓子も、食べた。すずかけのお菓子を、みんな喜んでいた。お母さんがKさんのこと好きで、すごい嬉しそうだった。
その後送ってもらって、豊田道倫ライブ!
生みーくんは二回目だけども、もう、すごい心臓の掴まれ方だ!みーくん、前のライブの感じとか、ブログの感じでちょっと怖いのかなーって思っていたけど、すごいキュートで(サックスの城戸さんに絡まれた時など、後輩のようですらあった)少し茶色くてさらさらした髪型も、いいね。みーくん小倉好きだって、ウン、汚い街だもの、よくわかるなあと思った。だから、小倉の街で、みーくんの曲はよく映える。風俗嬢の新曲、うんといいや。東京で何してんねん も泣いてしまう。本当に本当によいライブで、何度も頭で反芻していたら、ustでまだ観れた。
http://www.ustream.tv/recorded/6615194?lang=ja_JP
あたりまえだけど、ライブっていうのが大切だな、画面通すと思い出せていいけどもやっぱりあの時の胸の切ない感じにはかなわんや(ということは、この前のどみゅん、イルリメの回、その場にいたら私泣き笑いで死んでいたかもしれない!)
ライブ終わって外に出たら、警察とやくざが抗争してて、やはりな、と皆で笑いあう。そして大分行く。殺伐とした小倉の街とは対照的に、どこまでも続く、呑気できれいでなだらかな山道。先輩の恋人と一緒に素っ裸で温泉。この人も私と同じく、恋人と違う大学時代を送っている人だから、自分の恋人に自分の知らないサークルの合宿の思い出の話とか、二十歳くらいの女の子の後輩の話を聞くのは嫌じゃないですか、私はその度に、もやもやとした曖昧な気持になります、って言おうかなと思ったけど、やめた。何しろ、自分にも泣きたくなるほど大切な大学時代はあるわけだし、でも欲張りだから、そっちもほしいんです、と言ったらどんな顔をするんだろう。
・無料配布冊子の文芸書書評を担当することになった。

夕暮の緑の光 (大人の本棚)

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鴨居羊子の世界

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味写入門(あじしゃにゅうもん)

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この三冊について書いたのだけど、何だか書き直しを命じられそうである。バランス的にエンターテインメント系も、と言われたけど、読まないので絶対に熱量が違くなるだろうな、野呂邦暢のは特に、暑苦しいほどエモーショナルに書いているし…